
上の写真をご覧ください。
写真は、二階建て鉄筋コンクリート・ブロック住宅の二階部分の床下を
撮影したものです。
見てわかるように、床下のコンクリート部分が水浸しになっています。
施主様からの、ご相談を受けてサポートホームが調査をしたところ
床下浸水の原因は、外部ベランダからの雨水の浸水と判断しました。

ベランダに回ってみて見ると、二箇所の原因があると事がわかります。
原因① 床下換気孔の位置が低すぎる。
ベランダ土間から、わずかしか上がっていないので大雨が降ると
ベランダの排水が間に合わず、水位が増し
床下換気孔から、雨水が流れ込む。
原因② ブロック壁の立ち上がりコンクリート部が無く
ベランダ土間とブロック壁の立ち上がりにある隙間から、
雨水が流れ込む。
床下浸水を防ぐ処置として、サポートホームが提案した工事内容。
処置① 低すぎる床下換気孔の撤去(数か所)
ここで注意する事は、すべての換気孔を撤去すると
床下換気が出来ない為、床下に湿気がこもりやすくなるので
必要な個所は残す事。
処置② ベランダ土間とブロック壁の立ち上がり部分防水
あくまでも、必要最低限の処置として施工
施工後

これで、床下浸水も大丈夫。
床下の湿度が高いと、カビや白アリ等の被害が出やすいので
気をつけましょう。
また、床材が膨張しやすくフローリング床などは波打つ
(あばれ)の原因となります。


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