皆様の住宅建物を擬人化して、病気の症状と重ね合わせ
わかりやすく簡単に、住宅建物によくない症状を
症状・原因・対策とわけて、ご紹介して行きたいと思います。
皆様が、住まいの健康診断でご自身のお住まいを
点検してみて気になる所があれば、住まいの専門家である
増改築相談員のいるお店へ、早めにご相談ください!
住宅建物も人と同じで、早期発見・早期対策が基本です。
コンクリートのひび割れ(クラック)とは
症状 コンクリート外壁などに、ひび割れ(クラック)が発生する。

また、細かい髪の毛ほどのひび割れをヘアークラックと言います。
原因
① コンクリートの乾燥収縮
コンクリート内部の水分が乾燥いより蒸発すると
コンクリートが伸縮しひび割れが発生する。
② 水和熱に伴う温度ひび割れ
セメントに水を加えると化学反応が起きて
発生する熱によって温度応力が起き、
ひび割れが生じます。
③ 施工方法によるもの
不適当な施工法などが、ひび割れを起こす原因となります。
④ 鉄筋の腐食
コンクリートは空気中の炭酸ガスと反応し中性化し
鉄筋が腐食してしまいます。
鉄筋は錆びると体積が膨張しコンクリートに
ひび割れを発生させます。
⑤ 凍結融解作用
寒冷地の場合はコンクリート内の水が夜間に凍結し、
日中の日射により融解します。
この繰り返しにより、ひび割れが起こります。
⑥ 外力によるもの
大きな地震、または過剰な荷重、繰り返し荷重
不同沈下などにより、ひび割れが発生します。
対策
ひび割れを放置すると、雨水が侵入し鉄筋の発錆や
コンクリートの中性化を促進させます。
つまりコンクリートの劣化が早まりますので
ひび割れは補修すべき劣化症状です。
補修方法は、ひび割れ症状により異なりますので
専門家のアドバイスを参考にしましょう。
サポートホームでも、ご相談可能ですので
お気軽にご相談下さい。


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