初めに部分補修とは、下の写真を見てください。
①キッチン出窓部

①の写真は、キッチン出窓部分の下部に木材がツパリ棒として
出窓下部のコンクリートを支えている状況です。
劣化して剥離したコンクリートを撤去するとこうなりました。


アルミ窓の下は、ほとんど残っていません。

危険です。。。
② 部屋出窓部

こちらは、大きな亀裂がはいっています。
打診(叩いて状態を確認する事)してみると、やはり
ポコポコと音がするので、コンクリートが剥離しているようです。
①のキッチン出窓部と同様に剥離したコンクリートを撤去すると
錆で腐食した鉄筋が露出しました。

これから、撤去して無くなったコンクリート部分を補修します。
② 部屋出窓部 下地調整材塗布状況

錆で腐食した鉄筋をケレン(錆落とし)して、錆止めを塗布。
そして、劣化したコンクリート表面にカチオン系下地調整材を塗布します。
ここが肝心です、下地調整材はコンクリートの中性化を抑止して
上塗り材との接着を強固にします。
② 部屋出窓部 上塗り材 充填・整形状況

上塗り材は、繊維補強ポリマー系軽量モルタルで施工しました。
軽量の上、補強繊維がネットの役割を果たすので再剥離が起きにくい。
① キッチン出窓部 シーラ塗布状況

① キッチン出窓部も② 部屋出窓部と同じ工程を終えて
仕上げ材での左官仕上げまで終わりました。
写真は、塗装前の塗料の接着性を強固にする、シーラーを刷毛で
塗っている所です。
① キッチン出窓部 吹き付けタイル(模様戻し)

① キッチン出窓部 ペンキ塗料ローラ塗り状況

ペンキを塗り終えて、コンクリート劣化部 部分補修の完了です。
① キッチン出窓部 施工後

② 部屋出窓部 施工後

キレイに復元出来たと思います。
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